【保存版】フリーランス美容師になったら材料はどうする?材料費から店販まで徹底解説

フリーランス美容師に転職する時、考えなければいけないのが働き方です。
働き方によっては全てを自分でしなければいけないのが、フリーランス美容師の特徴になります。
美容室で働いている時には、備品やカラー剤、パーマ液などの材料を統べてお店側が用意してくれました。
しかし、フリーランス美容師の働き方によっては薬剤などの材料を自分で用意しなければいけません。
フリーランス美容師になると材料はどうやって用意すればいいのか、分からないと美容師の仕事が出来ません。
そこで今回は、フリーランス美容師の材料についてまとめて解説します。

【カラー剤・パーマ液】フリーランス美容師になったら材料はどうする?

フリーランス美容師になった時の仕事で使用する材料についてくわしく説明します。

フリーランス美容師は自分で材料を用意しないといけないの?

フリーランス美容師には次のような働き方があります。

  1. 業務委託
  2. シェアサロン・面貸し
  3. 訪問美容師

主に上記のような働き方がありますが、業務委託の場合は基本的に美容室が仕事で使用する材料を用意してくれます。
シェアサロン・面貸しの場合は、自分で薬剤などの材料を用意して働く人も多いです。
ただし、レンタル料を払って材料をレンタルしたり、利用料に材料費が入っていることもあります。
このように、フリーランス美容師は働き方によっては仕事で使用する材料を自分で用意しなければいけないケースもあるので覚えておきましょう。

フリーランス美容師が仕事で使用する材料を用意してほしい時の働き方は?

フリーランス美容師として働く際に自分で材料を用意するのではなく、ヘアカラー剤などをすべて用意してほしいこともあります。
そういった場合、業務委託で働くか材料をレンタルできるシェアサロン・面貸しサロンの店舗を選ぶようにしましょう。
ただし、薬剤などにこだわりがあったり使い慣れたものを使用したいものがある場合は自分で用意しましょう。

薬剤などを用意してもらえる利点は、必要最小限の道具だけで仕事ができることです。
ただし、薬剤の種類が少なくて使い慣れていないものだといつもより上手く施術ができない可能性もあるので注意しましょう。

フリーランス美容師が自分で仕事用の材料を発注する方法とは

フリーランス美容師が薬剤を発注する場合、個人的にディーラーさんと取引するか薬剤を卸売りしているお店で購入することになります。
最近は美容室だけでなく、個人と取引してくれるディーラーさんも増えているので探してみてください。
購入はインターネットで簡単にできるので、購入する資金があれば特に迷うこともありません。
自分で材料を用意すれば好きな薬剤を選べるので、一度ネット通販を試してみるのも良いでしょう。

【経費・領収書】フリーランス美容師の材料費は経費計上できる?

フリーランス美容師の材料は経費計上できるのかについてくわしく説明します。

フリーランス美容師は経費計上できるものを調べることが大切?

フリーランス美容師になると大切になるのが、経費について知っておくことです。
仕事で使用するものを購入した場合、その費用は経費として計算できます。
フリーランス美容師が使用する薬剤費なども経費になります。
経費として計算する場合、領収書をもらって帳簿に経費として記入しておきましょう。
帳簿にはいくらで購入したのかだけでなく、どこから購入したのかなどの情報も記入しておくのが大切です。

カラー剤などの材料費以外に美容師が経費計上できるものとは

カラー剤などの材料費の他にも美容師が経費計上できるものは次の通りです。

  1. 仕事場の家賃
  2. 交通費
  3. 仕事の備品
  4. 予約システムなどの利用料
  5. 広告・宣伝費

この他にも、仕事で使用したと証明できるものについては経費計上できる可能性が高いです。
きちんと経費の計算を日ごろからしておくことで、確定申告をする時に楽になります。
また、面倒だからと言って経費計上をしなければ余計に税金を払うことになるので注意しましょう。

経費計上する際に必要なものは?仕事をする時に覚えておきたいこととは

経費計上する際に覚えておきたいことは、日ごろから経費を帳簿に付けておくことです。
確定申告前に領収書を見ながら慌ててつけると、記入漏れがあったり間違いがあるかもしれません。
経費帳は領収書と一緒に7年間保存しなければいけないものなので、日ごろから忘れずに記入しておきましょう。
経費計上する際には領収書と経費帳が必要ですが、最近は経費を記帳できるアプリやソフトもあるので利用してみてください。

【収入・売上】フリーランス美容師は店販を考えるのも大切?

フリーランス美容師は店販を考えるのも大切な理由についてくわしく説明します。

フリーランス美容師にも必要?店販ってどんなものなの?

店販とはお店で販売している商品のことで、サロンの場合はシャンプーやトリートメントなどをよく販売しています。
いわゆるサロン専売商品などのことで、フリーランス美容師も店販をすることがあります。
フリーランス美容師の場合、個人で買い付けて仕事場で販売するのが基本です。
また、業務委託の場合は契約した美容室で販売しているものを売るだけでなく、個人的にお客さんへ販売できることもあります。

フリーランス美容師は店販に力を入れるべき?

フリーランス美容師の場合、シェアサロン・面貸しで働くなら予約制になるのが基本です。
予約が取れないと仕事が少なくなり、収入が不安定になります。
収入源の1つになるので、もしできるのであれば店販に力を入れるのもおすすめです。
また、店販は業務委託の場合は販売するごとに手当てがつくことが多いです。
業務委託は歩合制で働くことが多いのですが、1時間当たりの報酬を少しでも増やしたいなら店販を視野に働くのも良いでしょう。

店販をフリーランス美容師がやるにはどうするの?

店販をフリーランス美容師がやる場合、業務委託なら美容室で販売している商品を販売すればよいのですがその他は個人で買い付けることになります。
最近はネットで手軽に購入できる商品が増えたので一度探してみてください。
商品を自分で選んで販売するため、お客さんが興味を持ちそうなものを選ぶようにしましょう。
もし将来は自分の店舗を持ちたいなら、店販について学んでみるのもおすすめです。

フリーランス美容師になったら材料費や店販について考えよう!

フリーランス美容師になったら、働き方によっては材料費や店販について考えなければいけません。
材料費は必要経費として経費計上できるので、シェアサロン・面貸しなどで働く場合は領収書を保存する他にも普段から帳簿を付けることが管理が大切です。
また、売上の一部にもなる店販はシェアサロン・面貸しで働くときだけでなく、業務委託として働く場合でも力を入れる人も多いです。
美容室で業務委託として働く場合、お店で用意した店販用の商品だけでなく自分で用意した商品を自由に販売しても良いこともあります。
フリーランス美容師はどうしても収入が不安定になりやすいため、店販での売上について考えるのもおすすめです。
今回解説したことを参考に、材料費や店販について考えてみてください。

【保存版】フリーランス美容師に名刺やホームページは必要?フリーランス美容師の営業を徹底解説 【保存版】美容室の面貸しって短期間だけ借りられる?面貸しの料金システムについて徹底解説